世界のビーズ
【北ヨーロッパ】
現在、最高品質とされるビーズは、その土地特有の磁器や木から作られています。1550~1750年頃までは、ベネチアンガラスと見分けがつかないような形状でした。アムステルダムで特にたくさん生産され、北米やアフリカにも広まっていきます。
ウィットビジェットビーズと呼ばれる北ヨーロッパのビーズは、古代ローマ時代から各国に輸出されていました。
【イタリア】
古代ローマで栄えたビーズ産業は、ベネチアのムラーノ島へも広まっていきます。ムラーノ島は、ルネッサンス期の頃から世界のビーズ通商を支配してきました。
伝統的なものは、シードビーズ、モザイクガラス、装飾ガラス細工、シェブロンなどがあります。何世紀にも渡って、ナポリでは珊瑚を加工したビーズが有名で、アクセサリーに多用されています。
【フランス】
南仏オヨナーでは、プラスティックビーズが盛んに製造されていました。
【ギリシャ】
気持ちを落ち着かせるために触る目的で作られたウォーリービーズや、銀細工ビーズが製造されています。陶に鮮やかな彩色をほどこしたビーズもギリシャ特有のものです。
【中央ヨーロッパ】
チェコとスロバキアは、有名なガラスビーズ生産地です。この地に14世紀、ベネチアからの難民が住み着いたことで、現在も安価なガラス細工やクリスタルカットガラスの製造を行っています。
世界中で高い人気を誇るスワロフスキークリスタルビーズは、オーストリア、チロル地方のワッテンで生まれました。
