TCAスペシャル2007昼の部
TCAの感想を書きたいと思います。
全体的にはそれぞれの組のカラーが楽しめるショーでした。
ただ、TCAスペシャルを文化祭のような「お祭り」として観ると、今回はあまり面白くなかったかもしれないです。組別に別れての出し物がほとんどで、普段見られない面白い組み合わせとかも特にないし。
私は観ることができなかったけど、やっぱり東宝劇場からの中継も付いた今日の夜の部が一番メインなんでしょうね。昼の部の第1部はどうしても物足りなさが残りました。
忙しいスケジュールの間を縫っての短いお稽古期間で段取りがうまくいかなかったり、噛みまくったりしてるのはお愛嬌(笑)
あすかちゃんがすごいきれいだった!2番手3番手で目立ったのは星組のしぃちゃんとすずみん。星組はやっぱり熱いね(笑)
まとぶんがあまり印象に残ってない。もうすぐ花組の新トップになる人なのに・・・
というか、中継のカメラが男役娘役トップの8人のアップを中心に映してたから、他の人たちがあまり印象に残ってません。
今回の1部のMCではオサさんが進行役だった・・・のかな?
トウコさんの一言(ちょっと思い出せない)に笑いが止まらなくなって次のセリフを忘れてしまったオサさん、アサコさんやトウコさんから助け舟をだされて「何であなたたちの方がよく知ってるの?」それに対してトウコさんが「大丈夫、私たちがしっかり支えるから」と頼もしい一言。
パリの思い出の話では・・・
オサさん:仕事でアサコさんやふうちゃんとフランスへ行ったときのアサコさんの様子を暴露。アサコさんはバスでの移動中、都会の街中に入ると身を乗り出して外を見てるのに、田舎の方になるとずっと寝てたとか。
アサコさん:オサさんが次の場面の準備のために引っ込んだ後で、同じように仕事でフランスへ行ったときのオサさんのことを暴露。オサさんは「何が食べたい?」と聞かれて「しゃぶしゃぶ」と言ったとか。しゃぶしゃぶのお店はフランスにも(おいしくはなかったけど)あったそうで、その次の日は中華、次の日は韓国料理・・・とかアサコさんが言っていて、ついにトウコさんから「フランスに行って意味ないじゃん」とツッコミが(笑)
ミズさん:仕事でコムさんとパリへ行って帰ってきた後、すぐ仕事があったのに時差ボケで眠かったという話を。パリの話じゃないやん(笑)
トウコさん:行った事がないからなんとも言えないそうです。アサコさんがフォローして次へ進もうとしたら何か言いたげな顔(笑)でも時間の都合でそのまま進んじゃいました。
MCの後のそれぞれの組に別れての出し物。
花組が男役を中心に明るく華やかにイタリア。彩音ちゃんもユウくんも本当に歌うまくなった!
月組はどちらかというと娘役の方がメインで悩ましげなハレムの世界。
雪組はセクシーに大人っぽくニューヨーク。ユミコさんが難しいジャズの曲を見事に歌い上げ圧巻。となみちゃんとミズさんのデュエットではなんとなくミズさんの方が押され気味な印象(笑)
最後に星組は男役も娘役も対等な感じで、おしゃれにそして熱くパリ。
フィナーレも組別のデュエット、主演男役4人の歌、主演娘役4人の歌、全員で「すみれの花咲く頃」を歌って幕。
2幕はいきなり派手な衣装の各組の2番手3番手によるギラギラなロックで始まった。でも、無理やり日本語にした歌詞がいまいちだった気がするのは私だけ?4番手以下はバックダンサーズ。
そして4分間のオサアサトークタイム。なんと中途半端な(笑)
オサアサファンのために無理やり作られたと思われる銀橋で二人きりのトークタイム、話の内容よりどこまでも我が道を行く二人を見てるのが面白かったです(笑)
雷の音が鳴ったらトークタイム終了だとかオサさんが説明している間、その隣でどこかへ飛んでいってたらしいアサコさん。
「アサコ、大丈夫?今どっか飛んでいってたよ」「え?飛んでいってた?今から何話そうかなって思って考えてた・・・」「(甘え口調で)アサコ、戻ってきてぇ」「うん、戻ってきた」「いつもは私が飛んでっちゃってることが多いのに(オサさん:自分が飛んで行ってる時のホゲ~な顔を再現して見せる)・・・めずらしいね。よかった、戻ってきて。お帰り♪」「ただいま♪」
言い回しはちょっと違うかもしれないけど、こんな感じの会話の後、オサさんがアサコさんの化粧前を見たらオサさんの写真が飾ってあることについてアサコさんに質問を。どうやらコンサートの時のオサダくんがシンバルを鳴らしてる写真らしい。しかもオサさんのサイン入りだそうで、サインをおねだりしに来たアサコさんの様子をオサさんが「ねぇねぇ、マサちゃん、ここにサインしてぇ~」とすっごいかわいらしい声&ぶりっ子(死語か?)な感じで再現して見せてくれました(笑)
さらにアサコさんがオサさんの一番最初に出たブロマイドも持っていて、これもサイン入りという話を。そして厄除けとかお守りのような感覚だと言ってましたね(笑)
雷の音がトークタイム終了の合図とかで、それがなったにもかかわらずアサコさんが「聞こえない、何も聞こえなかった」とか言って話し足らなそうな二人、再度雷を鳴らされてトークタイム終了。
またも各組ごとに娘役トップが男役を率いてのシンギングタイム。
彩音ちゃんのかわいらしい「ME AND MY GIRL」、かなみちゃんのとってもキュートな「サウンド オブ ミュージック」、となみちゃんが存在感たっぷりに「マイ フェア レディー」、あすかちゃんが大人っぽくセクシーに「キス ミー ケイト」を歌い上げました。娘役トップの4人は彩音ちゃんもレベルアップしていて比較的歌のうまいメンバーが揃いましたよね。
その後はアサコさんとミズさんそれぞれのソロダンスと二人のデュエット、バックダンサーズは組関係なくごちゃ混ぜメンバー。ミズアサココンビは楽しそうに踊っていて見ごたえ十分。
そして、トウコさんとオサさんのそれぞれ歌のソロとデュエット。こちらもバックダンサー及びバックコーラスはごちゃ混ぜメンバー。
トウコさんのソロナンバーはしっとりと歌い上げる感じ、オサさんのソロはノリノリで熱く歌う感じで、どっちかというとイメージが逆ですよね。でもそれが新鮮で面白かったです。
この同期コンビのデュエットは本当に聞き応え十分。これだけでもこのショーを見る価値ありって感じでした。
フィナーレは大階段で、まずミズさんの「最後のダンス」を歌い、トウコさんの歌った曲がちょっと分からず・・・アサコさんはこの間のコンサートでのテーマソング、オサさんは「Where In the World」を歌い、パレードへ。
ミズさんはすごくうまいわけじゃないけど力強い歌いっぷりが潔くてかっこいい。伸びがよく聴きやすいトウコさんの歌声は耳に心地よく、アサコさんは見る人の心をグッと引き付ける力が強くなった気がします。最後にオサさんの歌声にウルッと来てしまって・・・オサさんの歌はすごいいろんなことが伝わってくるからねぇ。