アデュー・マルセイユ/ラブシンフォニー 東京宝塚劇場

2022年10月6日

久しぶりに東宝へ行ってきました。何年ぶりやろな?忘れた。
JRの有楽町駅に着いて早々出口を間違えて、方向音痴の私は自分がどの位置にいるのか分からなくなってしまい、駅の周りを2周くらいして余計分からなくなって、仕方なく地下鉄の通路(だってここなら案内が書いてあるでしょ?)を通り、すっごい遠回りをしてやっと劇場にたどり着いた超おバカな私(^_^;)
あ~、今日はよく運動したわ(笑)

久しぶりに東京で公演を見たのですが、改めてムラで観る時と会場の反応が結構違うんだなぁって感じました。
東京は少しあっさりめな感じ。後、笑いが起こるタイミングが微妙に違うんですよね。関東と関西だけじゃなく、愛知県民の私の中でも「あら、東京の人はそこで笑うんだ」みたいな感じがあって、会場の反応の違いも面白かったです。

さてさて、私はこの公演ムラで1回観ましたが、千秋楽まであと数日ということでかなりパワーアップしておりました。
今回は主演男役であるオサさんのサヨナラ公演ということで、いつもにも増して花組の皆さんが公演を盛り上げようとがんばっているのがすごく伝わってきて・・・それだけじゃなくて上級生から下級生観至るまで一人一人がそれぞれに個性を放ちキラキラ輝いていてとても素敵だなって感じました。

それではまず、お芝居の感想と覚えているアドリブを少々。
今日の春野寿美礼さんのジェラールはモーリスに対する時がなんだか少し子供というか少年みたいでなんかかわいかった♪
あ~、今日のこの少年みたいな言い回しが誰かに似てると思ったら、現役時代のずんこさん(姿月あさとさん)だ!誰に似てるんだろうってずっと考えてたのよ(笑)
マルセイユ石鹸の工場に来たシモンとジェラールが思い出話をする場面で、「塩を少しずつ入れて・・・」というシモンのセリフにボソッと「えっらそうに」つぶやき、会場から笑いが起こってました。
真飛聖さんのシモンはムラでは弟分みたいだったけど、今日観た時はジェラールと対等な友人関係になっていたように感じました。
自分のカジノが営業停止になった場面では酔っ払い加減がパワーアップしてて半分お笑いに走ってる感じ?(笑)そしてそんなシモンにジェラールは、よしよしと頭やさしくなでて、迎えに来たジャンヌに「癒してやってくれ」。
ジェラールがスコルピオのボス・リシャールと会っていることを知って「出てってくれ」という場面では、友人を疑わなければならなくなった悲しみに満ちていて目に涙をためていたような・・・本当につらそうなシモンでした。そしてそれを受けたジェラールも・・・
桜乃彩音さんのマリアンヌは以前より間の取り方がうまくなってたかな?
かわいいだけじゃない芯の通った意志の強い女の子という感じがいいですね。これならジェラールが惚れるのも分かります。
でも歌は相変わらず聞き取りづらいところがありますね。
アドリブは特になし。
壮一帆さんのモーリスは表の顔と裏の顔をしっかり分けてましたね。そこから彼の心の葛藤と弱さも垣間見えてなかなかよかったですよ。かわいそうな人って感じ。
愛音羽麗さんのジャンヌはとてもセクシーだしきれいだし、図太さとかわいさと優しさが共存していて素敵♪そしてシモンのことをちゃんと愛していることも伝わってきますしね。というかシモンは完全に尻に敷かれてるね(笑)
他にもちょこちょこと若手の子達が脇でアドリブをかましていたけど、覚え切れなくてごめんなさい。
オサさんの歌をもう一度生で聴けてよかった♪
歌詞をあまり聴いていなくても伝えたいことはしっかり伝わって来て心に残るんですよね。

そしてショーの方も花組パワー全開!
楽しくてあっという間に終わってしまった感じ。
ショーでのアドリブはほとんどなかったような・・・金原さんもなかったし、エアギターもなかったし、ウィンクはあったけどね。
このショーはパワフルでかっこよくてセクシーでかなり好きです。

いやぁ~、本当に観に行ってよかったです!幸せなひと時を過ごさせていただき、パワーをもらってきました♪
千秋楽まで後数日。なんだかファンとしていろんな思いが入り混じって複雑な気分ですが、花組の皆さんが最後まで無事乗り切ることが出来ますように

観劇感想

Posted by どな