宝塚 雪組中日公演『若き日の唄は忘れじ/Shining Rhythm!』
今日は雪組の中日公演を観てきました。
宝塚の観劇は半年ぶりです。観劇回数は確実に減ってますねぇ・・・(^^;
でも、やっぱり現実逃避したい時は宝塚がいいです。安全に夢を観て戻って来れるので(笑)
さてさて、今回は壮一帆さんと愛加あゆさんのトップお披露目公演です。
相変わらずさわやかでキラキラしている壮くんと柔らかい雰囲気のあゆちゃん、お似合いのコンビだなって思いました。あゆちゃんは夢咲ねねちゃんの妹さんとのことで、声とか聞くとやっぱ似てますね。
お芝居の方は、分かりやすいストーリーでなかなか面白かったです。
剣を振るう壮くんの文四郎がすごくかっこよかったです♪父親が藩のお家騒動に巻き込まれて反逆者の息子という立場にされてしまった後、文四郎の支えとなった二人の親友たちの強い絆、幼馴染のふくへの思い・・・様々な思いを抱えつつ、それを抑え込んでいる文四郎の気持ちが重くなり過ぎず、でも確実に伝わってきました。
あゆちゃんのおふくは、前半のかわいらしい女の子からいろいろ経験して大人になった後の落ち着き、芯の強さ、文四郎への切ない思いをうまく表現されていたと思います。今後も楽しみな娘役さんですね。
文四郎の親友の逸平役の早霧せいなさん、この人はどんな役をやっても熱いですねぇ(笑)剣の腕も学問もそこそこだけど、親友を思う気持ちは人一倍で文四郎にとっては本当に心強い存在なんだろうなぁと感じました。
文四郎のもう一人の親友、与之助役の沙央くらまさん。剣の腕は全くダメだけど学問に秀でていて、江戸へご奉公に出て、そこからいろいろ情報を得て江戸から文四郎と逸平を支える立場。頼りになるのかならないのか分からない、どちらかというとお笑い担当?この二人の親友の存在が芝居を重くなり過ぎないようにしているのかな。
専科から参加されている飛鳥裕さんや夏美ようさんの落ち着いたお芝居とでいいバランスになっていたと思います。
ショーの方は、元気いっぱいの雪組パワーが伝わってくる楽しい作品でした♪
大人っぽい場面あり、セクシーな場面あり、最後まで飽きることなく最後まで突っ走った感じ。
で、壮くんとせいなくんの男役同士の絡みも少しあったんだけど、この二人だと全く妖しさもいやらしさもなく、すんごくさわやか!宝塚の男役同士のダンスでの絡みで、これだけ色気が感じられなかったのは珍しいような気がする。これはこれで嫌いじゃないですけど(笑)
元気いっぱいパワーあふれる雪組、これからも楽しみですね!