花組「落陽のパレルモ/Asian Winds!」2回目
12・5観劇感想
『落陽のパレルモ』
前回よりさらにお芝居が深くなっていましたね。そして私もまた違った角度から楽しむ事ができました。
軍服の着こなしもマントの扱いもやっぱりまとぶんが一番きれい。寿美礼さんはふとした拍子に少々猫背気味になるのがちょっと残念。気にするほどではないんですが、昨日ふと気づいてしまったので(^^;
ふーちゃんアンリエッタはますます美しく、はっきりとした意思を持つ女性として表現されていました。ふーちゃんはただの世間知らずのお姫様ではなく、ちゃんと意思を持ってるお姫様がよく似合ってステキです。
寿美礼ヴィットリオとふーちゃんアンリエッタはLOVE度がアップ。ちゃんと愛し合ってました。
寿美礼さんのお芝居は観るたびに微妙に違うので、どれがいいとは言いがたい。そういう表現もあるのかと新しい発見があったりするので、毎回楽しみですね。昨日は情熱的なヴィットリオでした。
ユミコヴィットリオ・Fとあすかジュディッタは相変わらず熱い仲でした。あすかちゃんきれいになったねぇ。
蘭とむニコラは、一生懸命家族を守ろうがんばってるいい兄ちゃんって感じ。それが反逆者として殺されてしまう場面を一層切なく感じさせる。
この間ヴィットリオ・ロッシの子供時代をやっていた野々すみ花ちゃんがすごくよかったので、休演になって残念に思っていましたが、代役のあうら真輝ちゃんも大健闘。すみ花ちゃんほど無邪気さはないものの、母親に振り向いてもらえない寂しさみたいなものを感じることができました。
子役にしてはちょっとデカイけどね(笑)
ストーリーは別にあのままでいいと思う。
ヴィットリオ・ロッシも貴族の仲間入りをしたとはいえ、その後貴族社会が没落していく時代だし、彼は民衆を救うために議員として奔走したと考えれば「国を内側から変える」という彼の意思には反していない。
ただ、ひ孫まで出してくる必要はなかったかも。おかげですでに結果が見えてしまってるし、なんかとってつけたような感じがする。それにひ孫のストーリーを組み込んだことで時間的に無理が生じ、話がかなり都合よく進んでいくので「おいおい、早いな、単純だな、それでいいのか?」とツッコミたくなってしまう。結末も少々強引だし(笑)
ところで寿美礼さんがちょっと鼻声だったような気がしましたが、大丈夫かしら?いつもあんな感じでしたっけ?マイクのせい?私の気のせいならいいのですが・・・
『Asian Winds!』
私は服部良一メドレー以外はこのショー好きです
服部良一さんの歌を使うのはいいと思います。
ただ、このメドレーの場面はN○K歌謡ショーのダサい舞台装置&演出そのままな感じ。レトロな雰囲気を出したかったのかもしれないけど、もう少し何とかならなかったのかなぁ・・・
とはいえ全体的にはモンゴルから始まり、沖縄、中国、戦後直後の日本、韓国、フィリピンとアジアを巡っていくショーはアジアの風に乗って各地を駆け巡るような楽しいショーだと思います。
花組は寿美礼さん、ユミコさんなどに加えてまとぶんも歌い手として活躍しそうな予感。
チャイナの場面の男役トリオみわっち、まとぶん、蘭とむくんの中国娘かわいくなってた!昨日は本当にかわいいと思ったよ。オ○マじゃなかった(笑)
同じ場面の娘役の中では桜乃彩音ちゃんが目だって色っぽくかわいかった。
黒燕尾の群舞ではまとぶんだけ花組のダンスじゃなかった。なんか微妙に雰囲気が違う。星組の匂いがした(笑)まとぶんは星組長かったもんねぇ。同じ黒燕尾の群舞でも組ごとに違いが出るものなんですね。
あ、私、寿美礼さんのファンのはずなのにあんまり寿美礼さんのこと書いてないな汗
なんか最近ミーハーモードにあまり入らなくなってしまった。以前と変わらず大好きなんですけどね。
さて、来週はMy楽です。ふーちゃんのサヨナラショーを観られないのは残念ですが、前楽をSS席で堪能してまいりますわ♪
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