上原理生くんのソロコンサート 感想
昨日、上原理生くんのソロコンサートのためティアラこうとうへ行ってきました。
名古屋で例えると中日劇場と同じくらいの大きなホール。
音響もよく、上原くんの歌声を存分に堪能することができました(*^-^*)
今回のコンサートでは、前半が映画音楽で後半がミュージカル曲という構成でクラシックはほとんどありませんでした。
映画音楽は「あれ、上原くんっていくつだったけ?」と思うようなかなり古い映画の曲ばかり。
だって私が子供の頃に、うちの父が好きでよく聞いてた映画音楽ばかりだったから(笑)
とはいえ、映画を観てなくても分かるような有名な曲でうまく構成されてました。
「ある愛の詩」とか「ゴットファーザー」とか「ライムライト」などなど、メドレーで。
セットリストが手元にないので、全部覚えてなくてすいません。
あ、そういえば「ライムライト」の作品紹介の時「目の見えない女性との純愛」って言ってましたけど、それは「街の灯」ですよね。
多分、上原くん自身が途中で「あれ?違ったかも」って思ったのか最後までちゃんと言わなかったね(笑)
ちなみに「ライムライト」は足が動かなくなって自殺未遂をしたバレリーナと老いたコメディアンのお話です。
他は、日本語の曲として「よいとまけ」、上原くん自身が作詞した「美しくいきたい」、そしてもう一つエディット・ピアフ「愛の讃歌」フランス語の歌詞に近い訳のものを歌ってくれました。
「愛の讃歌」は自分でも気づかないうちに涙が出てて、自分で驚いちゃいました(笑)
でも、それくらい素晴らしかったんです!
MCも古い映画が好きという話とか、今回のセットリストを作成する時のエピソードとか、しっかり語ってくれて面白かったです。
途中、純愛映画の話から結婚の話になって、なぜか突然「僕?まだ結婚しませんよ」とか言いだして、誰かに突っ込まれたのか「しないしない、しない、まだ結婚はしないよ!」とか必死に否定してて笑っちゃいました。
そんな必死にならんでも・・・ってか、そんなに否定したら逆に怪しいから(笑)
まあ、上原くんも年頃ですからね、誰かと結婚するという話が出ても別に驚かないし祝福しますよ?
そうなったら熱烈なファンの方はショックだろうけど(*´艸`*)
後半のミュージカル曲はCDアルバムに収録されている「This is The Moment(ジキル&ハイド)」、「Die unsthillbare Gier(ダンス・オブ・ヴァンパイア)」、「Bui-Doi(ミス・サイゴン)」の3曲の他に「Music of Night(オペラ座の怪人)」、「僕こそミュージック(モーツァルト!)」、「わが名はドン・キホーテ(ラ・マンチャの男)」、「パレ・ロワイヤル(1789 バスティーユの恋人たち)」、他にも何曲か・・・やっぱり1日経つとだいぶ忘れちゃいますね(^^;)
「僕こそミュージック」と「Bui-Doi」以外は全部英語やイタリア語などで歌ってました。
MCで「すいません、日本語じゃなくて。日本人なのに」みたいなことを連発してました(笑)
「わが名はドン・キホーテ」では、情熱的に歌いながら軽くフラメンコもどきを踊ったりもして、なかなかかっこよかったですよ(*^-^*)
「パレ・ロワイヤル」では、なんとシャーロット役をやっていた3人の子役ちゃんたちがゲスト出演!上原くんと一緒に歌ってくれました。
客席にも参加してほしいって言ってましたけど、私は「1789」2回しか観てないから歌詞とか分からなくて歌えなかった(^^;)
アンコールでは2曲歌ってくれたのですが、1曲目のタイトルを度忘れしちゃいました。なんだっけ?うわ~、こういうの気持ち悪いんだよね(笑)
2曲目は、上原くんが子どもの頃にロック歌手になりたかったという事にちなんでロック!映画「アルマゲドン」のテーマ曲。エアロ・スミスの曲をノリノリで歌ってくれました。
本当に何を歌っても安定してるのがすごい!やっぱり歌うための基礎がしっかり出来てるからでしょうね。
今年の始め頃に書いた「滝廉太郎物語」の感想の中で、半分冗談で「密かにバリバリロックを歌っている姿も見てみたい」というようなことを書いてたのが叶っちゃいましたよぉ~!
誰か他にも私と同じようなことを思ってて要望を出した人がいたのかしら?(*´艸`*)
前半・後半含めて、どの曲でも上原くんが醸し出す曲の世界観にグッと引き込まれて、また、伸びのある力強く心地よい歌声にパワーをもらいました。
上原くんも好きな曲を伸び伸びと歌い、語りたいことを語ってて、いつもにも増してイキイキとしてました。だから、こちらも観ていて楽しかったです♪
もう本当にずっと歌声聞いていたかったぁ~(*´∀`*)