座・ARISA『キセキのうた』名古屋公演 感想
今日はウィンク名古屋で座・ARISA『キセキのうた』を観てきました。
席はサイドブロックの通路側で3列でしたが、前に人がいなかったので実質最前列。
ただ、同じブロックの前にも横にも人がいなかったので、お一人さま観劇の私はなんとなく一人離れ小島にいるような気分になってしまいました(笑)同じブロックの後ろには人はいたんですけどね。
そんな私の気持ちを知ってか知らずか、湖月わたるさんが歌いながら舞台の端の方まで来て目を合わせて笑いかけてくださること数回。そういう意味ではラッキーだったかな(^-^)
いつもながら客席の端の方にまで気遣ってくださる優しいわたるさんとっても素敵です♪
ではでは、本題へいきましょうか。
出演者は、座長の観月ありささん以下、湖月わたるさん、春野寿美礼さん、そしてゲスト出演の松下優也くん。
松下くんは最初と最後に少し出てきて台本を読んで1曲ずつ歌うだけで、基本ストーリーには絡んでいません。
作品は「アラフォー以上の女性を応援する」がテーマ(?)で、松任谷由美さんの楽曲を散りばめた構成の音楽朗読劇。
ストーリーの流れとしてはオーソドックスでエンディングも想像つきやすく単純明快。
メインキャストのお三方へ宛書された役も当たらずとも遠からずな感じで、そこは面白かったです。
全体的な感想としてはコンセプトは素敵だと思うし、ユーミンの曲も好きだし、4人の歌も素晴らしかったのですが、脚本がちょっと残念な感じ。
脚本家が自己陶酔・自己満足で書いたような意味不明な言い回しや回りくどくいセリフが多く、あの実力派揃いの演技力をもってしても、途中シラケてしまう部分が何か所かありまして・・・
オープニングで『言霊』役の松下くんが読んでいた部分が特に詩的で、歌の詞としてはありかもしれないけど脚本としては非常に伝わりにくい表現で、日本語のはずなのに言葉が理解できなかったんですよね。
オープニングから意味不明な言い回しが続いて気持ちが引いてしまい、正直どうしようかと(苦笑)
だから、松下くんが台本読み終わってやっと歌い始めた時にホッとした。
脚本の枠組はしっかりしていて良いと思うのですが、台本に使われる言葉を誰にでも分かりやすいシンプルな言い回しにして欲しかったです。
辛口でスイマセン・・・
あと観た方の感想で、セリフの中に「私たち、もうおばさんよ」というようなセリフにうんざりしたというのも見かけましたが、まあ、それは現実に「もう年だから・・・」「おばさんだから」とやりたいことを諦めてしまっている人も多いから「年なんか関係ないよ」というストーリーにする流れであえてセリフに使っているのかなと私は思いました。
キャストの皆さんは、メインのお三方の個性が光る演技と歌でとても素敵でしたよ(^-^)
現実主義なアリサ、自由奔放なオサ、クールなワタルの3人のアイドルグループ「スレンダーズ」の場面は、皆さんとってもキュート♪オサさんが思った以上に可愛らしくてファンとしては涎ものでしたわ
この記事は続きがあったのですが、バックアップデータの破損により一部の内容が消えてしまっていました。
途中で途切れてしまって申し訳ありません。