花組『Appartment Cinema』ドラマシティ
さてさて、大阪公演の千秋楽行ってきました。
今日が初見なのでどこまでがアドリブなのかぜんぜん分からないし、話の内容もいまいちつかめてないし、はっきりいって報告どころではないのですが、がんばって書いてみます。
後ろから3列目で遠かったけど、ど真ん中(真正面)の席だったので観やすかったです。舞台挨拶の時はおささんの真正面になるわけでオペラグラスで覗けば独り占め気分(笑)
今回はホテルのセットが2階建て(?)で上でも下でもお芝居してるので、あまり近すぎると見づらいかもしれませんね。
お芝居については全体的にすごくおしゃれは雰囲気ですよ。セットとかも今までにない感じでステキ。
前半なかなか話が進まないので、ちょっとかったるいかも。ただあっちでもこっちでも小芝居してるので観るのに大変。
後半はウルフとレオナードの関係を中心に話が展開していく。末期がんで余命いくばくもないウルフに一生懸命尽くしてるのにあまり応えてもらえない弟分のまとぶんオーランドがちょっと気の毒だななんて思ったりして。
寿美礼さんのウルフはおちゃらけた部分とかげりの部分をうまく演じわけ、なかなか魅力的なウルフになってました。
あやねちゃんはわがままで気性の激しいアイドルのアンナを体当たりで演じてます。もう少し歌がうまくなるといいですね。
あやねちゃんは意外と度胸のある子じゃないかと思うので、これから楽しみです。
ユミコさんのレオナードは落ち着いた大人の演技と絶妙なタイミングのアドリブがいいです。
まとぶんのオーランドはいつも兄貴分のウルフを心から尊敬し、惚れ込んでいるんだというのを感じさせます。
専科の千雅てる子さん演じるホテルの女主人シモーヌは控えめながら気品のある落ち着いた大人の女性の雰囲気がすごくステキでした。決してでしゃばることはないけど、この人がいなければこの芝居は成り立たないくらいの空気感があり、さすがだなぁと思いました。
はっちさん演じるウルフとオーランドの組織のボスであるゴーチェはすっごくニヒルでかっこいいです!!出番自体は少ないのですが、存在感は大きいですねぇ。
そしてみとさん演じるシモーヌの友人アマンダは、いつもハイテンションですごくいい味出してます!竜巻のようにで周りを巻き込んでいきます(笑)
アドリブはよく分からないけど、一応書いてみます。
あやねアンナが酔っ払ってホテルに帰ってきてウルフに絡む場面、アンナは庭に出る時に「だいじょぉ~ぶよぉ~!ぶぅ~ん、ばぁ~ん!きゃ~!どかぁ~ん!!」会場は爆笑。ウルフもしばらく次のセリフに入れず、レオナードと顔を見合わせ「心配だから見てくる」。あやねちゃん、かわいい!(笑)
それと後半レオナードとサラがお酒を飲んでる場面から、ウルフとアンナの場面に切り替わる時にレオナードたちを乗せたままセットを移動して場面転換になるのですが、その時にレオナードが「あれ・・・?なんか動いてない?」とか言って笑いを誘ってました。
思い出せるのはこれくらいです。他にもあったのかもしれませんが・・・
フィナーレの最後では寿美礼さんがこの公演で退団する姿央みやびちゃんの手をとってセンターへ。
舞台挨拶はほとんど憶えてなくて・・・すみません。
組長のはっちさんが新主演娘役になったあやねちゃんと退団する姿央みやびちゃんを紹介。
寿美礼さんの挨拶も全部は憶えてないので少しだけ。
「春の桜とともに東京・名古屋と駆け巡って参りますので、よろしくお願いいたします」というようなことをおっしゃってました。多分、春野と桜乃をかけておっしゃったのだと思います。
それから『スカウト』の休演日で観劇に来ていた蘭とむくんが紹介されてました。どうやらまっつも来ていたみたいです。
そしてこの作品で演出家デビューした稲葉太地さんも紹介。
それからカーテンコールは3回。
2回目から会場も立ち上がって寿美礼さんお得意の(?)「イエ~ィ!」やってましたよ。「スカウト蘭寿とむ、イエ~ィ!!」から始まって「花組、イエ~ィ!!」「出演者、イエ~ィ!!」「(演出家の)稲葉先生、イエ~ィ!!」「スタッフ、イエ~ィ!!」ってすごい盛り上がっちゃってましたよ(笑)
で、寿美礼さん、最後に会場から「イエ~ィ!!」が返ってくる間に、腕を頭の後ろから回したキザなポーズをとり、その後で「あはは、はずかし~」だって。ホント面白い人だ。かわいいなぁ!大好きだよ(笑)
そして「花組ファンがこんなにノリがよくて・・・うれしいです」というようなことも言ってらした気がする。
稲葉太地さんも会場からの「出て来て」コールに応えて、少し顔を出してらっしゃいましたね。28歳だって私より若いよ(^^;