花組「ファントム」2回目観劇感想
データの破損のため「ファントム」1回目観劇の感想記事が消えてしまいました。
すみません。
今日は七夕ですが、残念ながら天の川は見えませんねぇ・・・
その代わりお花見(?)行ってきました。花組『ファントム』のことですわよ♪今日はビデオ撮りの日だったみたいです。
今日もジェンヌさんがご観劇だったようですが、私は2階席だったので誰だったのか確認できませんでした。
それでは今日の感想・・・
予想通りというか期待通りというか(笑)先日の寿美礼エリックと今日の寿美礼エリックぜんぜん違ってました。
4日の午後観た時は、シャイで甘えん坊の子供のようなエリックだったのですが、今日はちょっと感情を抑えて声のトーンも少し低めの大人なエリックになってました。
温かく包み込むような歌声は耳に心地よく、また、エリックの気持ちも心にスッと入ってきます。
春野さんの舞台を観ていていつも思うのですが、同じ役をやっていて1公演ごとにここまで印象が変わってしまう人も珍しい気がします。
「今回はどう出てくるんだろう?」って毎回楽しみにしてるんですけどね☆
エリックとクリスティーヌ二人きりの場面ではエリックはクリスティーヌをいとおしそうにすごくやさしい目で見つめていて、クリスティーヌもそれをしっかり受け止めてとてもいい雰囲気が出ています。
彩音クリスティーヌは成長してましたよ!2日空いただけだけど、今日観たら歌がこの間よりうまくなってました。フィナーレの時もそれなりにちゃんと歌えてたし。
この公演での彩音ちゃんの目標だという「エリックをまっすぐな愛で包む」ほどまではまだいってないけど、クリスティーヌの音楽が好きという気持ち、エリックとフィリップそれぞれに対する気持ちは十分に伝わってきました。とてもかわいらしいクリスティーヌです。
ゆみこキャリエールは違和感なく自然にエリックの父親だということを感じさせてくれます。ちょっと貫禄が足りない気はするけど。
寿美礼エリックとも息がぴったりで、終盤父子で語り合う場面では、二人とも泣いてらっしゃいました。
寿美礼エリックは泣きながらちょっぴり照れ笑い。対するゆみこキャリエールは本当に親が愛しい我が子を見る時ような優しい眼差しでエリックを見つめてました。抱き合うシーンでも先日は比較的あっさり離れていたのですが、今日はしばらくがっちり抱き合ったままでした。
もちろん観ている方も涙、涙・・・ですよ。
その後のクライマックス、エリックが警官に捕まりキャリエールに「撃ってくれ」と頼む場面。キャリエールに撃たれて倒れた後、力を振り絞って立ち上がりよろめきながら階段を降りて舞台前方に出て倒れこむのですが、今日は寿美礼エリックが立ち上がってよろめいた拍子にバランスを崩して階段から落ちそうになり、4段ほど飛び越してなんとか無事着地。一瞬ヒヤッとしましたよぉ(><)転げ落ちなくて本当に良かったわ!お膝は大丈夫だったかしら・・・
まとぶんフィリップ、この間はよく見てなかったんだけど横顔とかすごいきれいだった。華もあり、いかにも女性にモテる社交界の花形といった雰囲気がよく出ていました。先日よりクリスティーヌへの愛がより一層深まってたように思います。
みわっちがどの場面でもかっこよかったんですけど!スター性が出てきましたねぇ。若かりし頃のキャリエールの苦悩する表情もすごく伝わってきてよかったし。先が楽しみです。
まっつはもともと歌うまいけど、前にも増してよくなってる。広がりが出た感じ。
カルロッタの夫でオペラ座の新支配人アラン・ショレを演じているはっちさん。あのかる~くて頼りな~い感じがいい味出してますね(笑)でも役自体が薄っぺらにならないのはさすがだと思います。カルロッタとの掛け合いも絶妙で面白いですし。
季帆ちゃんのソレリかわいい♪フィナーレのエトワールでも素晴らしい美声を聞かせてくれます。新人公演でのクリスティーヌ役も似合いそう。
今日は観ていて、花組の皆さんがすごくいとおしく感じました。みな一丸となってこの作品を盛り立てようとがんばっている姿がもういとおしくてたまらないです。宝塚の舞台ってやっぱりいいなぁ。
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